本当に種類が多くて、選択する際は迷ってしまいます。化粧品は現在全成分を表示していますので、この成分を見極める事も重要です。製品に明記の無い場合は、箱に表記してあります。一つの見極め方法は「無香料・無着色・無防腐剤」で作られているか？となります。このコンセプトを守る為には、品質の高い化粧品原料をバランス良く配合する技術が必要になります。その次に化粧品の成分を見極める事が選択の一つの方法です。あまりメーカー名だけで選択せずに内容を見極める事がどうしても必要です。誤解があるといけませんので付記しますと、全て「香料」や「着色」、「防腐剤」がいけないと言う事ではありません。必要量を最小限使用する事での有効性や安全性を確保出来る場合も少なく有りませんので全てを拒否する事は当てはまりませんが、一つの目安とお考え下さい。本来はどのような原料を使用して、配分率や製造工程等を見極める事が重要で、専門的な知識が必要になります。

一つの目安ですが、大きく分けて「表面にのって外的刺激からガードする目的で作られた化粧品」と「浸透し下地を補強する目的で作られた化粧品」とでは反応の出方が違います。浸透する化粧品の方が反応が出やすくなります。この双方を同時に使用した場合反応が出やすくなります。お化粧を変えて反応が出る場合は、このケースが多く、今まで使っていた物を無くなるまで平行して使った場合に反応が出やすくなるため、新しい化粧品が自分の肌に合っていないと判断してしまう事が多いようです。次に防腐剤ではないのですが、防腐目的で配合された成分に反応する場合があります。これは、身体にはほとんど影響がないのですが、今まで経験した事の無いものに敏感に反応するケースです。

非常に難しい課題ですが、1・今までより輝きが取り戻せたか？　2・現状のままなのか？　3・以前より輝きが低下したか？　　を一定の期間使用して判断する事だと思います。　最低でもターンオーバーの約28日間は使用してみる必要があります。正直サンプル品程度の量では、「使用感」を確かめる事にしかならないと思います。しかし、反応がひどい場合は、使用上の注意点に従い、使用を中止して専門医の診断を受け適切な処置を行うようにして下さい。

メイクアップ用の色物化粧品の除去がうまく行なわれていない場合も一つの要因です。「しっかり除去していますよ・・」と言われる方に多いのが、「強く擦り過ぎたり」「早く擦りすぎたり」「クレンジング後に石鹸で過度の洗顔をしたり」「除去性能だけを重視して過度に強い除去クレンジングを使用したり」の「たり」が多く見受けられます。クレンジングもサボンもやさしくお肌をいたわりながら、ゆっくりしたリズムで手早く行なう事が大切です。基礎化粧品を使う前のお手入れをもう一度見直されてはどうでしょうか？

年齢によると思いますが・・・実際、色物の「メイクアップ化粧品」の塗布や除去で、お肌にはダメージが蓄積されます。メイクアップ化粧品を使用しないので「大丈夫」と言われる方もいますが、実は「メイクアップ」で保護しない分、「紫外線」や「外的刺激」でかなりダメージが深刻な方が多いのも確かです。どちらかいうと「使用しない方」の方が「毛穴」が大きく開き、極端な「乾燥化」が進んでいる場合も多く見受けられます。それに、結構外気には色々なものが浮遊しており排気ガスも油断出来ません。徐々に油分排出の低下する20歳〜25歳を過ぎたらお肌の状態を見極め外的刺激から保護する意味合いでご使用になってはと思います。

やはり就寝前のひと時がゴールデンタイムです。就寝中に基礎化粧品により、メイクアップ化粧品の塗布や除去のダメージや、紫外線・空気中の浮遊物等の外的影響をやさしく包み込んでくれます。そして翌日からお肌は大忙しです。身体と同じくお肌もゆっくり休める時間と環境を作ってあげる事は大切です。お風呂に入る前と、入った後、就寝までのひと時に手順よくアイテムの特性に従い進めて下さい。年齢×1分は、お肌のお手入れに最低必要な時間です。就寝前のお手入れが充分ですと、忙しい朝の時間帯のお手入れは短縮できます。

Facial Pro Ray Cosmeでは、「年齢×1分＝お手入れ」をコンセプトにしていますが・・実は「鏡」を見てご自分のお顔を観察して頂くだけでも日々輝きを増すお肌の変化をご実感頂けます。毎日見て頂くことが大変重要な作業となります。大切なお顔ですのでテレビを見ながら鏡片手にでも結構ですので実践して頂いてはどうでしょうか？